日本人がアメリカの大学に入学する場合、日本で通った学校の成績と授業についていけるだけの英語力があるかどうか、また、推薦状やエッセイなどの総合評価で合否が決定されます。
しかし、条件付入学では学業成績のみでの出願が可能です。
そして、成績が入学基準点をクリアしていれば合格内定をもらうことが出来ます。その内定は志望校の英語力の基準(TOEFLの成績など)をクリアするために大学指定の英語集中コースで勉強した後、入学許可がもらえると保証されることになります。
条件付入学の特長
条件付入学の最大の特長は、今現在英語力がなくても出願できるという点です。
それに、条件付き入学の場合出発前に大学、短大が決まっているので、現地で英語を習得後、出願しても受け入れてもらえる学校がないというような最悪の結果にはなりません。
ただし、TOEFLなどの成績が入学基準点をクリアするまでは、付属の語学コースや指定の語学学校へずっと通うことになります。基準点をクリアするまでその大学の正規の学生にはなれません。
※名門・トップレベル校など、条件付入学の制度がない大学もあります。 |
大学やカレッジの専門課程へ進学するために、専攻科目に必要な基礎知識や大学の授業を理解するのに必要な英語力を重点的に学ぶコースです。コースは大学の認定コースですので、一般の学生と同じように学内の施設を利用したり、クラブ活動に参加したりできます。
このコースの一般的な内容は、
1.集中英語:専門英語論文作成法・ノート作成法・スタディースキルなど
2.基礎専門科目:自分の進みたい専攻に関する知識
となっています。
コースの履修期間は通常1年(実質9ヶ月程度)です。この期間をかけて英語力と専門基礎学力を一定レベルまで高めます。修了時にテストを受け、良い成績で修了すると、学部課程へ進学できます。
出願の基準
一般的に、高校を卒業し、それぞれの大学が定めるTOEFLやIELTSの基準をクリアしていれば、出願はできます。
進学を希望する学校にこのコースがあるかどうか、そして自分が専攻したい分野の基礎専門科目があるかどうかを確認し、進学先を決定しましょう。 |